大学が入学者を選ぶのにあたり、一発勝負の試験の代わりに小論文や面接を通じて学ぶ意欲や適性を見極める「総合型選抜」が注目を集めています。この選抜に大いに関わってきそうなのが、新しい学習指導要領に盛り込まれ、高校で取り組みが進む探究学習(探究教育)です。今回の寺子屋ウェビナーは「総合型選抜と探究教育」をテーマに開催しました。朝日新聞社と河合塾の共同調査「ひらく 日本の大学」の結果からみる総合型選抜の概況や、探究学習との関連について、河合塾の主席研究員と朝日新聞の編集委員が解説し、これからの入学者選抜について考えました。(協力:学校法人河合塾)

総合型選抜と探究教育

イベント登壇者

近藤治さん(河合塾教育研究開発本部主席研究員)

河合塾入塾後、大学入試動向分析を担当し受験生への情報発信を行う。2018年より中部本部長として塾生指導に携わった後、本年4月より現職。マスコミへの情報発信や生徒、保護者、高校教員対象の講演も多数実施。

増谷文生(朝日新聞社編集委員・論説委員)

大阪市立大(現大阪公立大)卒業後、朝日新聞社に入社し、断続的に8年余り大学や入試を取材。2020年から大学担当の編集委員、教育社説を担当する論説委員を兼務する。

プログラム

冒頭~20分 「ひらく 日本の大学」からみる現況
朝日新聞社編集委員・論説委員 増谷文生

20分~47分 総合型選抜の現状と今後
河合塾教育研究開発本部主席研究員 近藤治さん

47分~ 対談「変化する大学入試」 共通テストのポイント解説、質疑応答
河合塾教育研究開発本部主席研究員 近藤治さん
朝日新聞社編集委員・論説委員 増谷文生

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