「データサイエンス」という言葉をご存じですか? 人間では全体を把握することが困難なビッグデータを分析し、情報や法則、関連性を導き出すことを指すそうです。政府が掲げる「AI戦略」では、「文理を問わず、全ての大学・高専生が、課程にて初級レベルの数理・データサイエンス・AIを習得」することが目標として掲げられています。寺子屋朝日ウェビナーでは、データサイエンスに詳しいお茶の水女子大の土山玄先生、同志社大の宿久洋先生、芝浦工業大の石﨑聡之先生を講師に招き、各大学での取り組みを紹介していただきました。(協力:学校法人河合塾)

イベント登壇者

土山玄先生(お茶の水女子大学文理融合AI・データサイエンスセンター特任講師)
研究分野は計量文献学。『源氏物語』を中心とした古典文学のテキストデータを対象に、計量的なアプローチにより研究を行う。最近の著書には『文学と言語コーパスのマイニング』(岩波書店)がある。

宿久洋先生(同志社大学文化情報学部教授、「同志社データサイエンス・AI教育プログラム運営委員会」委員長)
九州大学大学院総合理工学研究科修士課程修了。鹿児島大学理学部助手、助教授を経て2008年より現職。専門は、多変量データ解析、計算機統計学。日本分類学会 会長、日本計算機統計学会副会長。

石﨑聡之先生(芝浦工業大学工学部情報工学科教授)
スポーツ健康学、サッカーなどの学部生を対象とした授業の他、大学院ではスポーツ情報に関する授業を担当。日本体力医学会、日本体育学会、European College of Sport Scienceに所属し、日本フットボール学会理事、埼玉県サッカー協会理事なども務める。

増谷文生(朝日新聞社編集委員・論説委員)
大阪市立大(現大阪公立大)卒業後、朝日新聞社に入社し、断続的に8年余り大学や入試を取材。2020年から大学担当の編集委員、教育社説を担当する論説委員を兼務する。

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