子どもたちの発達段階にふさわしいキャリア教育とは何か、どのように進めたらいいのか、お悩みの先生方も多いと思います。9月29日に開催した「未来の学校みんなで創ろう。プロジェクト」との共同ウェビナー第3弾は、「子どもたち個々の興味を引き出すキャリア教育」をテーマに、教員以外の第三者「サードパーソン」が関わるキャリア教育の授業について、専門家や教員、キャリア教育誌の編集長にお話しいただきました。キャリアコンサルタントが実演した「模擬対話」では、相手の興味を引き出すコツが紹介されています。ウェビナーの模様を録画したアーカイブ動画は記事末尾のリンクから視聴いただけます。資料もダウンロードできます。
未来の学校みんなで創ろう。プロジェクト×寺子屋朝日 オンライン勉強会 vol.3
子どもたち個々の興味を引き出すキャリア教育
イベント登壇者
北川雄久さん(国家資格キャリアコンサルタント Eキャリ部主催者)
挑戦できる人と場を増やすため、オンラインコミュニティ「Eキャリ部」を主催しキャリアコンサルタント仲間とキャリア教育授業を協創して全国の小・中学校に提供中。 またNPO二枚目の名刺にて越境学習の促進をしたり、メンターや講師等を通じ社会人のキャリア形成支援を行っている。
青柳智子さん(国家資格キャリアコンサルタント Gallup社認定ストレングスコーチ)
一人ひとりの自然体な持ち味を肯定し合い、活かし合うことで「皆違って皆最高」の文化を根付かせるため活動中。建材、人材、広告業界でのキャリアを経て、現在はパラレルな働き方を実践(実験)中。主にキャリア教育授業、教育×地方創生プログラム開発、大学病院でのバリスタ業務等に携わっている。
中野未穂さん(東京学芸大学附属竹早中学校教諭)
担当教科は音楽。東京学芸大学の修士課程では、「サンバ」をテーマに現地のリズム感覚を大切にした演奏方法を研究。自分の好きに自信を持てる場、カウンセリング的な関わり方に関心をもち、本プロジェクトに取り組む。
赤土豪一さん(東京学芸大学客員准教授 株式会社リクルート「キャリアガイダンス」編集長)
新卒で株式会社ベネッセコーポレーションに入社。幼児教育等の教材開発に携わる。その後、株式会社リクルートにおいて、キャリア教育のプログラム開発を担当。2021年より、キャリア教育専門誌「キャリアガイダンス」編集長に就任。2022年4月より本プロジェクトの事務局を担当。
金子嘉宏さん(東京学芸大学教授 同大教育インキュベーションセンター長)
専門分野は社会心理学、教育支援協働学。 一般社団法人東京学芸大Explayground推進機構事務局長、一般社団法人STEAM Japan理事、一般社団法人教育支援人材認証協会理事、NPO法人東京学芸大こども未来研究所理事、日本教育支援協働学会理事を兼任。