学校教育法が改正され、2019年4月から「デジタル教科書」が学校で使えるようになりました。 GIGAスクール構想でICT環境が整う中、本年度は全小中学校に英語分が無償提供され、紙の教科書との併用のあり方などを考える実証事業が進んでいます。 2024年度に本格導入が見込まれるデジタル教科書と、どのように向き合っていけばいいいのでしょうか。 8月26日に開催した寺子屋ウェビナー「デジタル教科書、どう向き合う? 基礎知識や活用事例、今後の展望について」では、デジタル教科書の基礎知識や学習効果を高める活用事例、導入に向けた展望や課題などについて、専門家にお話しいただきました。 ウェビナーの模様を録画したアーカイブ動画は記事末尾のリンクからご視聴いただけます。資料もダウンロードできます。
イベント登壇者
中川一史先生(放送大学教授)
放送大学教授、博士(情報学)。日本STEM教育学会副会長。 中央教育審議会初等中等教育分科会「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた学校教育の在り方に関する特別部会」(委員)、内閣府「青少年インターネット環境の整備等に関する検討会」(座長代理)、文部科学省委託「デジタル教科書の効果・影響等に関する実証研究事業」有識者会議(主査)などを歴任。 全国の自治体や学校のICT活用や情報活用能力育成の指導・助言にあたる。
浦部文也先生(横浜市立荏子田小学校教諭)
横浜市立荏子田小学校教諭。横浜市国語研究会役員。D-project(デジタル表現研究会)所属。2013年に小学校国語科教師用デジタル教科書・教材を授業に取り入れ始め、2019年から小学校国語科学習者用デジタル教科書・教材を用いた授業を本格化。これまで理想科学工業、セイコーエプソン株式会社、エステー株式会社、早稲田交響楽団など、学校外の企業・団体と連携した授業に取り組んでいる。