20代の就職・転職サービスを提供する株式会社学情(本社:東京都千代田区)は2023年12月、2025年卒業予定の学生を対象とした「就職人気企業ランキング」を発表しました。調査は23年4月1日~10月31日に2025年3月卒業予定の全国大学3年生、大学院1年生を対象にインターネットなどで実施。最大5社までを選ぶ形で、7715人から回答を集めたそうです。今回はランキングの中から、文系学生の人気ランキングを5位から紹介します。
5位 アサヒ飲料
5位に選ばれたのは「アサヒ飲料」でした。三ツ矢サイダーやカルピスでおなじみですね。食べる・飲むといった人間の活動に欠かせないものをつくるメーカーは、社会の変化の中でも比較的「安定」しているため、学生に人気のようです。トップ10位には味の素もランクインしていました。
4位 任天堂
4位には「任天堂」がランクインしました。同社は2023年9月の中間決算で純利益が前年同期比17.7%増の2712億円と、中間期としては過去最高を記録。「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」など、ゲームの印象が強いですが、昨年4月に公開されたアニメ映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」などの映画コンテンツも人気を博しているようです。また海外でも人気があるため、今回は円安が業績アップに貢献しているそうです。ゲーム好きの学生なら、一度は志す企業かも知れません。
3位 集英社
3位に入ったのは「集英社」でした。私が子どもの頃から大好きな週刊少年ジャンプも集英社の雑誌の一つです。漫画「ONE PIECE(ワンピース)」や「NARUTO―ナルト―」など世界的な人気作を生みだしており、海外にも多数のファンを獲得しています。私も小学生の頃は「ドラゴンボール」を読み込み、200回以上は「かめはめ波」の練習をしたと思います。ファッション誌、芸能誌、文芸誌などの雑誌のほか、辞典、児童書なども発刊しています。近年は漫画配信サービス「ジャンプ+」も人気を集めていて、「SPY×FAMILY(スパイファミリー)」などのヒット作が生まれています。