公益財団法人笹川スポーツ財団は11月、「青少年の好きなスポーツ選手2023 ランキング」を発表しました。調査は今年6月24日~7月21日に全国の市区町村に在住する12~21歳の3千人を対象に実施し、1495人の回答を得たそうです。今回はランキングの上位5位から紹介します。

5位 羽生結弦(フィギュアスケート)

5位に選ばれたのは、オリンピックで2連覇したフィギュアスケートの羽生結弦さんでした。昨年7月にプロ転向し、今年11月には単独公演のアイスショーとしては初のツアーをさいたま市からスタート。特に私の印象に残っているのは、プロ転向を表明した際の記者会見です。「常に挑戦し続けることは、これからも続けていきたいと思っています」という言葉通りに、新しいステージに進んでも挑戦を続ける羽生さん。その姿勢を見習いたいなと思っています。

4位 石川祐希(バレーボール)

4位はバレーボールの石川祐希さんでした。石川さんは、小学4年からバレーをはじめ、大学時代に日本代表に選出。中央大学在学中にイタリアのプロリーグでプレーを始めました。2021年4月から日本代表で主将を務め、今年10月上旬に東京で開催されたパリ五輪予選では、4大会ぶりとなる自力での出場権獲得に貢献しました。先日の朝日新聞にインタビュー記事が掲載されていましたが、イタリア語は全く話せない状態でプロリーグ生活を始めたそうです。言葉の通じない国に飛び込む勇気と大胆さに、脱帽です。

バレーボールのイメージ画像