東日本大震災の発災当時、宮城県女川町立女川第一中学校(現在の女川中学校)の国語科教諭だった佐藤敏郎さんに「3.11を学びに変える」をテーマに語っていただきました。佐藤さんの次女は、児童74人、教職員10人が犠牲・行方不明になった同県石巻市立大川小学校の6年生でした。佐藤さんは講演で津波で亡くした次女への思いに触れ、「子どもたちの小さな命が問いかけているものは何だろう?」と受講者に語りかけていました。学校での避難訓練のあり方など、元教員の目線で伝える「3.11」をぜひご視聴ください。
登壇者
佐藤敏郎さん(大川伝承の会共同代表、一般社団法人Smart Supply Vision理事)
元中学校教員。現在は、震災伝承やラジオなど幅広く活動。教え子との共著「16歳の語り部」(ポプラ社)は児童福祉文化賞推薦作品に選ばれた。