子どもにクイズを作らせると、どんな学習効果があるのでしょうか。「未来の学校みんなで創ろう。プロジェクト」との共同ウェビナーは今回、「だれも取り残さない学び」をテーマに研究してきたグループを代表して、東京学芸大付属竹早中学校の中込泰規先生と同大准教授の犬塚美輪先生に報告していただきました。中込先生は、子どもたちが自らクイズを作る授業(小学5年・算数)や、「学ぶ」とはどういうことか考える授業(中学1年・特別活動)の様子を動画を交えて紹介。犬塚先生には、中込先生の授業を認知心理学の観点から解説していただきました。ぜひご覧ください。

登壇者

中込泰規先生(なかごみたいき 東京学芸大学附属竹早中学校教諭)
神奈川県公立中学校に14年間勤めた後、現職。理論と実践を往還する理科教育について研究をすすめ、2015年には神奈川県優秀授業実践者表彰を受賞。現在は、東京学芸大学大学院博士課程にて、認知論的知識の理解を促す授業デザインについて研究中。

犬塚美輪先生(いぬづか みわ 東京学芸大学教育学部准教授)
東京大学教育学研究科博士課程修了後,大正大学人間学部准教授を経て2017年より現職。 博士(教育学)。教育心理学を専門とし,特に文章理解と読解力育成に関わる研究に取り組んでいる。主な著書に「14歳からの読解力教室:生きる力を身につける」(笠間書院)、「認知心理学の視点:頭の働きの科学」(サイエンス社)などがある。

金子 嘉宏先生(かねこ よしひろ 東京学芸大学教授 同大教育インキュベーションセンター長)
専門分野は社会心理学、教育支援協働学。 一般社団法人東京学芸大Explayground推進機構事務局長、一般社団法人STEAM Japan理事、一般社団法人教育支援人材認証協会理事、NPO法人東京学芸大こども未来研究所理事、日本教育支援協働学会理事を兼任。

聴講者の声

  • 自分の考え、意見などが自由に話せ、聞ける環境こそが一人も取り残さない学校づくりになると感じました。
  • 色々な学び方、学習心理からのアプローチが学べて良かったです。
  • 授業実践を認知心理学から分析していただき、分かりみが深かったです。
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