東京都立高校入試の合格発表が1日にあり、全日制167校で2万8994人が合格した。都教育委員会によると、3万241人の募集に対し、3万9054人が受験。実質倍率は昨年と同じ1・35倍だった。今回は男女別定員が撤廃されて初めての入試だった。都教委は昨年入試で、男女別定員が原因で女子80人が不合格になったことを公表しているが、今年については男女合同選抜となったことを理由に、各校の男女別の合格者数は公表しなかった。

 都立西高校(杉並区)では午前9時半、合格した260人の受験番号が掲示され、受験生らは自分の番号を指さして写真を撮るなど喜びをかみしめた。杉並区立中の女子生徒は「中学1年の頃からずっと志望していたので胸がいっぱい。いろんな価値観の子と仲良くなりたい」。同区立中の山崎悠人さんは「ハイレベルな授業や文化祭に魅力を感じた。卒業する時に『楽しかった』と思える3年間にしたい」と抱負を語った。

 都教委は、男女別定員撤廃が入試結果に影響したかについて、「受験者数や倍率に大きな変化は見られなかった」と説明。各校の男女別の合格者数は現時点で公表していないが、今後結果を検証するという。

=朝日新聞デジタル2024年03月01日掲載