東京都内の公立中学校3年生を対象にした英語のスピーキングテスト「ESAT-J」(イーサット・ジェイ)がいま、中学生やその保護者らを中心に話題を呼んでいます。過去3年のプレテストを経て行われる今回の本テストの結果が、初めて都立高校入試に活用されることになっているからです。採点方法や基準は適切か、公平性は保たれるかといった視点から語られがちですが、そもそもどのようなテストなのでしょうか。

ESAT-Jは11月27日(日)、都立高校などを会場に行われる。東京都教育委員会と試験実施団体のベネッセコーポレーションが共同で実施する。コロナにかかるなどで当日受けられなかった場合の予備日は12月18日(日)だ。

対象の95%、7万6千人が受験予定

対象は都内の公立中に在籍する3年生全員。生徒本人が事前に申し込み、対象の95%の約7万6千人が受験予定だ。