寺子屋朝日はこの春、「ともに考える 私たちの学校プロジェクト」を始めます。学校をシステムごと変えるモデルをつくるため、東京学芸大などの「未来の学校 みんなで創(つく)ろう。PROJECT」がまとめた20項目からなる提言をもとに、関心を持つ先生方が議論を深め、「提言Ver.2」へと磨き上げることを目指します。そのキックオフイベントとなるウェビナーを3月30日に開きました。ご覧いただき、「ともに考える 私たちの学校プロジェクト」に参加してみませんか。申し込み締め切りは4月22日0時です。どうぞお早めに。
ウェビナーでは、「未来の学校 みんなで創(つく)ろう。PROJECT」のあらましについてリーダーで東京学芸大の金子嘉宏教授が講演し、学習の個性化をどう進めるかや子どもの見取りへのデータ活用などを取り上げました。認定NPO法人カタリバの起塚拓志さんは、条件が整いにくい小規模高校の探究学習をサポートする取り組み「学校横断型探究プロジェクト」を紹介し、学校や生徒、先生が互いにつながる意義について考えました。「寺子屋朝日アンバサダー」として「私たちの学校プロジェクト」を一緒に進める4人の先生方も登壇し、プロジェクトへの意気込みを述べました。
イベント登壇者
◆ 講演
金子嘉宏 教授(東京学芸大学教育インキュベーションセンター長)
専門分野は社会心理学、教育支援協働学。一般社団法人東京学芸大Explayground推進機構事務局長、一般社団法人STEAM Japan理事、一般社団法人教育支援人材認証協会理事、NPO法人東京学芸大こども未来研究所理事、日本教育支援協働学会理事を兼任。文部科学省 学校施設の質的改善・向上に関するワーキンググループ委員、小金井市子ども・子育て会議議長。こども、教育関連の企業に勤めながら、「遊びと学び」についての産学共同研究を数多く実施。現職にて、新しい学びの場の創造プロジェクト「Explayground」、学校の変革プロジェクト「未来の学校みんなで創ろう。PROJECT」等の公教育のシステム変革の実践事業やSTEAM教育の推進等に取り組んでいる。
起塚拓志氏(認定NPO法人カタリバ)
2017年度より認定NPO法人カタリバに参画。島根県雲南市、岩手県大槌町で公立高校のコーディネーターとして計4年間勤務したのち、2021年度より地方小規模高校のオンライン連携を行う「学校横断型探究プロジェクト」と、対話を通じた校則見直しを支援する「みんなのルールメイキング」事業に携わる。
◆寺子屋朝日アンバサダー
相愛高等学校
竹中泰子教諭(地歴・公民)
日本女子大学
根本裕美家政学部児童学科非常勤講師
岩倉高等学校
松本祐也教諭(日本史)
箕面自由学園中学校
安田誠教諭(数学)