子どもたちの豊かな心を育むと言われる「体験学習」ですが、近年は人や社会、自然などと直接触れ合う機会が乏しくなっています。皆さんの学校では、いかがですか? そんな体験学習をテーマに開いたウェビナーでは、環境教育などの体験プログラムを提供しているNPO法人黒潮実感センター(高知県)のセンター長、神田優さんに「体験の先にある実感へ 体験学習がもたらす効果」と題して講演いただきました。無人島を舞台に「SDGsジュニアリーダー養成キャンプ」を主催した公益財団法人大阪YMCAの菅田斉さん、同キャンプの運営スタッフの班リーダーとして奮闘した高校生にも実践報告していただきました。3人の報告から、社会に開かれた学校へのヒントが見つかるかもしれません。

イベント登壇者

神田 優(かんだ・まさる、NPO法人黒潮実感センター長・高知大学客員准教授)
1966年高知市生まれ。東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了。農学博士。専門は魚類生態学・エコツーリズム・里海論・里海教育。1998年より高知県西南端、大月町柏島に“島が丸ごと博物館”をコンセプトに、持続可能な里海づくりを実践中。

菅田 斉(かんだ・ひとし、公益財団法人大阪YMCA ウエルネス事業本部 責任者)
1978年大阪生まれ。学生時代より大阪YMCAユースボランティアリーダーとして活動。海・山・スキーなどの野外・キャンプ活動、スポーツ指導に携わる。2001年大阪YMCAへ奉職、2008年から2022年までYMCA阿南国際海洋センターを担当。無人島を拠点とした環境教育キャンプを実践している。

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