公立小中学校において、複数の学校の事務を共同で処理するための「共同学校事務室」の設置が進んでいます。共同学校事務室は2017年に制度化されました。その役割と学校の働き方改革との関係などについて解説します。

共同学校事務室とは

地方教育行政の組織及び運営に関する法律において、「当該指定する2以上の学校のうちいずれか1の学校に共同学校事務室を置くことができる」と規定されています。複数の学校の事務を、複数の事務職員が共同で担うシステムです。

共同学校事務室において共同で行う事務業務の内容は、市町村教育委員会規則で定められています。各校で事務職員が担当している事務業務の全般を共同で行うことも可能となっています。また、共同学校事務室を構成するそれぞれの学校の業務改善について提案することもできます。

共同学校事務室は構成する各学校の事務職員が室員となり、その事務職員の中から室長が任命され、責任者となって室内の業務を監督総括することになります。室長は、共同学校事務室を構成している各校の校長と連携・調整・協議を行います。