校則を見直す動きが全国の高校や中学校に広がっています。なかでも目立つのは、生徒自身が教員や関係者と対話を重ねながら合意形成を図るという進め方です。このプロセスを学びの機会ととらえ、校則の見直しを、目指す学校づくりにつなげようとする「ルールメイキング」に取り組む学校も少なくありません。
2022年12月には、文部科学省の「生徒指導提要」が12年ぶりに改訂されました。制定の権限が校長にあると明記され、意義を適切に説明できない理不尽な校則を見直すことも学校に求められています。
今回のウェビナーでは、標準服の見直しとGIGAスクール端末の使い方のルール作りを行った大阪府泉大津市立小津中学校、生徒会が中心となって制服をはじめ服装や頭髪に関する校則を見直した千葉県立姉崎高校の2校の担当の先生を講師に迎えます。校則の見直しは、生徒や学校にどんな変容をもたらしたのでしょうか。その意義を一緒に学んでみませんか。

※後日アーカイブ動画も配信予定です。視聴には、寺子屋朝日の会員登録(無料)が必要になります。

イベント登壇者

山村向志さん(やまむら・こうし、千葉県立姉崎高校教諭)
筑波大学大学院教育研究科を修了後、2019年に千葉県立姉崎高等学校社会科教諭に赴任。学校内の校則見直しや、地域の社会問題に取り組むプロジェクトなど、市民性育成に重点をおいた学習や活動を展開している。校則見直しや地域参画の活動は第14回キャリア教育文部科学大臣賞、2022年度千葉県魅力ある県立学校づくり大賞最優秀賞を受賞した。

大達雄さん(おおだち・ゆう、大阪府泉大津市立小津中学校首席・研究開発学校研究主任)
岡山大学大学院教育学研究科修了。小学校教諭、泉大津市教育委員会指導主事(情報教育・教育課程等を担当)を経て現職。日本OECD共同研究「学校のコンパス」座長。ルールメイキング・アンバサダー。地域・企業・海外との連携を通した、子ども主体の「ホンモノの学び」を追求している。

開催日時


2023年12月4日(月)19:30~21:00

対象

教職員、教育委員会、教育関係者

参加費

無料

お申込み時のご留意事項

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定員

先着500名

申込締め切り

2023年12月3日(日)18時  ※定員に達し次第、受付を終了いたします。

お問い合わせ

オンラインセミナー「校則を見直すと学校が変わる」問い合わせ窓口までメールにてお問い合わせください。