小学校の高学年で導入が本格的に始まった教科担任制について考えるウェビナー「教科担任制の導入から見えたもの 校長が語る希望と課題」を開催します。講師は前全国連合小学校長会長で世田谷区立下北沢小学校統括校長の大字弘一郎さんと、滋賀県栗東市立葉山東小学校長の好士崎壮さんです。大字さんには国が教科担任制の導入に至った背景と、ご自身の勤務校での実践例を紹介していただきます。好士崎さんには、教科担任制導入時の教員や保護者、児童の反応に加え、実施することで見えてきた実態を語っていただく予定です。いずれも管理職の皆様の実務に深く関わる内容となりますので、ぜひご覧ください。

イベント登壇者

「教科担任制で可能性を広げる」

大字弘一郎さん(世田谷区立下北沢小学校統括校長、前全国連合小学校長会長)
東京都公立小学校教諭を経て、指導主事として指導行政に入る。渋谷区教育委員会指導室長として人事行政にも携わった後、校長として世田谷区立山野小学校に赴任。現在は同区立下北沢小学校で統括校長を務める。令和3、4年度に全国連合小学校長会長、東京都公立小学校長会長。前中央教育審議会委員。

「学年みんなが担任」 教科担任制と交流指導の実際

好士崎壮さん(滋賀県栗東市立葉山東小学校長)
1990年度より滋賀県公立小学校教員。草津市内の小学校や教育集会所での勤務の後、2022年度から現職。校長として初めて赴任した現任校で、前任の校長が準備していたことを引継ぐ形で学年担任制に取り組み始めた。「新しい取組のため課題は多いが、手応えも大きい。これを職員と共有し、少しずつ改善を進めている」。

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