いじめや暴力、児童虐待、不登校といった課題に対して、社会福祉の視点から専門的な知識や技術を発揮するスクールソーシャルワーカー(SSW)の活用が広がっています。しかし、SSWはごく限られた時間しか関われないため、教員との情報共有が難しいことが指摘されています。今回のウェビナーはSSWの常勤化を提唱する大阪公立大学の山野則子教授と、教頭だった前任の小学校でSSWの力を活用して児童生徒への対応に当たってきた大阪府大東市立南郷小学校の吉岡豊博校長を講師に迎え、SSWを増やすことが学校にどんな効果をもたらすかを語っていただきました。ぜひご覧ください。

イベント登壇者

山野則子さん(大阪公立大学教授、同大学スクールソーシャルワーク評価支援研究所所長、一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟副会長
文部科学省第9期中央教育審議会委員、子ども家庭庁こどもデータ連携ガイドライン検討会メンバー、厚生労働省社会保障審議会児童部会臨時委員などを歴任。主な著書に「子どもの貧困調査」(2019・編著・明石書店)、「学校プラットフォーム」(2018・単著・有斐閣)など。

吉岡豊博さん(大阪府大東市立南郷小学校校長)
2001年度、大東市立小学校勤務。2010年度から同市教育委員会で人権教育、不登校対応、児童虐待防止連絡会、家庭教育支援、SC・SSW活用などを担当。2018年度に同市立小学校教頭。2023年度から現職。

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