教職員の声の力で学校現場の課題解決を目指すNPO法人「School Voice Project」(スクール・ボイス・プロジェクト)は、スクールソーシャルワーカー(SSW)の配置拡大に向けた提言をまとめました。すべての子どもが安全・安心に生活でき、学校に通えるためにはSSWの配置拡大が効果的だとしています。


スクール・ボイス・プロジェクトは教員や元教員らからなり、「学校をボトムアップで変えていくプラットフォーム」をうたう。文部科学省によると、スクールソーシャルワーカーの活動目標は「子ども一人ひとりの生活の質の向上と、それを支える学校・地域を作ること」とされる。

公立学校に配置されるSSWの場合、主に都道府県、政令指定都市、中核市が雇用するが、「社会福祉士」や「精神保健福祉士」など福祉に関する専門的な資格を持つ人から選考することが多い。