ニュージーランド留学からの帰国後、先生になった友人たちから聞いたのは日本の教育現場の過酷な労働環境の話だった――。シリーズ「#教職のミライ」の初回は、中学生の頃から先生を志してきたじんぺーさんが、先生を支援する学生団体「Teacher Aide」を立ち上げた経緯を紹介していただきました。今回はTeacher Aideとして動き始めて見えてきたもの、気づいたことを振り返ります。

学生でもできること、学生にしかできないこと

現状を変えたいという問題意識で学生たちが集まり、Teacher Aideを立ち上げましたが、発足当初は何も決まっていませんでした。そこで最初に考えたのは「学生でもできることって何だろう」ということでした。