高校生が将来について考え、キャリア形成・目標実現のための抱負や計画を描く「ぼくたち私たちが輝くための未来への挑戦 日本大学創立130周年 高校生作文コンクール」(日本大学主催・日本教育新聞社共催)の授賞式が21日、都内で開催された。

日本大学の創立130周年を機に今年初めて開催された同コンクールには、全国から1,177作品の応募があり、日本大学賞1点、優秀賞2点、佳作5点、学校賞1点が選ばれた。

最優秀賞である日本大学賞には、「私の挑戦」を作品テーマとした土門一葉さん(日本大学山形高2年)が選ばれた。授賞式で、土門さんは、「思い悩んでいた将来への展望を考えるきっかけとなりました。実りある学生生活を送り、光り輝く未来に向けて、頑張っていきたいと思います」と抱負を語った。

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日本大学賞を受賞した土門一葉さんと大塚𠮷兵衛日本大学学長

大塚𠮷兵衛学長は、「どの作品も素晴らしく、本日受賞された皆さんは、まさに今の時代に求められている人材だと感じました。今後もいろいろなことに触れて、幅広い視野を持ち、さらなる挑戦をして成長を続けてください」とエールを贈った。

審査員を務めた全国高等学校長協会の笹のぶえ前会長は、「受賞者は、どのように努力すれば、自分が輝けるかをしっかりと捉えていると感じました。今後は、英語、コミュニケーション能力に加えて、新しい価値を皆で創造できる力が必要となります。ぜひそれも意識して挑戦を続けてください」と力強く呼びかけた。