朝日新聞は7月7日、「花まる先生と考える『未来の教育』プロジェクト」として、教職員向けの無料セミナー「どんな子も幸せにするこれからの音楽授業~歌って、体で感じて、デジタルで」を開催しました。プロジェクト6回目となる今回のテーマは「音楽」。
合唱の指導で知られる東京都日野市立平山小学校指導教諭の後藤朋子さん、ICT活用などの実践研究を進める埼玉県戸田市立戸田第一小学校教諭の小梨貴弘さん、音楽教科書の著者でもある筑波大学附属小学校副校長の髙倉弘光さんの3人が実践報告しました。髙倉さんの報告では、「おちゃらかほい」など体を使う遊びを実演する場面もありました。
登壇者
後藤朋子さん(ごとう ともこ 東京都日野市立平山小学校指導教諭)
国立音楽大学卒業。特別支援学校、東京都内の小学校に音楽専科として勤務。自ら考え主体的に音楽に取り組む子、生き生きと表現する子を育てることを目標に、実践・研究をしている。NHK全国学校音楽コンクール全国コンクール・小学校の部にて8回金賞受賞。
小梨貴弘さん(こなし たかひろ 埼玉県戸田市立戸田第一小学校教諭)
武蔵野音楽大学を経て、文教大学教育学部卒業。埼玉県内の国公立小学校8校で学級担任、音楽専科教員として勤務。音楽授業におけるICT活用やユニバーサルデザイン化といった先端教育技術の実践研究を進め、コロナ禍でもICTを活用した授業を積極的に展開した。創設した音楽教育情報サイト「明日の音楽室」等で発信を続ける。
髙倉弘光さん(たかくら ひろみつ 筑波大学附属小学校副校長)
北海道教育大学、ニューヨーク・ダルクローズ音楽学校卒業。リトミック指導者国際ライセンス取得。北海道公立小学校で11年間の教員生活を経て、筑波大学附属小学校の勤務。今年で23年目を迎えている。音楽教科書「音楽のおくりもの」(教育出版)の著者でもある。NHKの教育番組の企画制作など多方面で活動している。
アーカイブ動画
講演資料は下記のURLからダウンロードしていただけます。
セミナー中に寄せられた質問と回答の一部を下記にてご紹介しています。