不登校の小中学生は約30万人にのぼり、小中高生の自殺者数は2年連続で500人を超えました。子どもの異変や不調にいち早く気づくには、子どもの「こころの発達」について理解を深めることが大切です。特に心理的に不安定になりやすい思春期の子どもの感情、考え方、生理的な変化を理解することは、教職員にとって非常に重要です。年間約1万人の小中学生を対象に、心の健康とその関連要因に関する継続的な追跡調査を実施した、明治学院大学心理学部准教授の足立匡基(あだち まさき)さんに、思春期の子どものこころの発達について概説いただきます。

登壇者

足立匡基さん(あだち まさき 明治学院大学心理学部准教授)
専門分野は臨床心理学、発達臨床心理学。弘前大学大学院医学研究科神経精神医学講座および、公益社団法人子どもの発達科学研究所客員研究員を兼任。日本児童青年精神医学会教育の委員会委員。弘前大学大学院医学研究科附属子どものこころの発達研究センター在任時に、児童生徒数1万人規模のコミュニティーを対象とした児童思春期における心の健康問題の予防的支援体制の構築事業に従事。その成果は文部科学省「不登校に関する調査研究協力者会議」などで報告され、同省の「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策(COCOLOプラン)」発出に当たってのエビデンスの一つに位置付けられている。

開催概要

日時

2024年5月25日(土)14:00~15:10

開催形式

Zoomウェビナーによるオンライン開催

対象

全国の教職員・教育委員会関係者

参加費

無料

申し込み締め切り

2024年5月25日(土)13:00

ご留意事項

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