不登校や自傷行為といった子どもたちの行動に、何らかの前兆はあるのでしょうか。そして、その行動の前にできる予防的支援とは。年間約1万人の小中学生を対象に、心の健康とその関連要因に関する継続的な追跡調査を実施した、明治学院大学心理学部准教授の足立匡基(あだち まさき)さんに登壇いただき、調査結果から見えてきたことをお話しいただきました。個々の子どもに対して、学校ぐるみで、何ができるかを学んでみませんか。

登壇者

足立匡基さん(あだち まさき 明治学院大学心理学部准教授)
専門分野は臨床心理学、発達臨床心理学。弘前大学大学院医学研究科神経精神医学講座および、公益社団法人子どもの発達科学研究所客員研究員を兼任。日本児童青年精神医学会教育の委員会委員。弘前大学大学院医学研究科附属子どものこころの発達研究センター在任時に、児童生徒数1万人規模のコミュニティーを対象とした児童思春期における心の健康問題の予防的支援体制の構築事業に従事。その成果は文部科学省「不登校に関する調査研究協力者会議」などで報告され、同省の「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策(COCOLOプラン)」発出に当たってのエビデンスの一つに位置付けられている。

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