フリーアナウンサーの町亞聖さんは高校3年生の時、母親が病気で倒れて以来、母の介護ときょうだいの世話に追われる毎日を過ごした「ヤングケアラー」でした。「家庭内の問題で他人に助けを求めづらい風潮は今もある」と町さんは語ります。そんなヤングケアラーに対して、学校や教職員にできること、求められていることとは何でしょうか。町さんに自らのご経験を踏まえて語っていただきました ※このウェビナーは、社会応援ネットワークが運営する「こころの健康サポート部」(JKA補助事業)と協力して実施しました。
イベント登壇者
町 亞聖さん(まち・あせい、フリーアナウンサー)
1995年に日本テレビにアナウンサーとして入社。その後、活躍の場を報道局に移し、報道キャスター、厚生労働省担当記者としてがん医療、医療事故、難病などの医療問題や介護問題などを取材。2011年にフリーに転身。脳障害のため車いす生活を送っていた母と過ごした10年の日々、母と父を看取った経験をまとめた著書「十年介護」(小学館文庫)を出版。医療と介護を生涯のテーマに取材、啓発活動を続ける。直近では念願だった東京2020パラリンピックを取材。「町 亞聖オフィシャルブログ」を展開中。10月半ばに新刊「受援力」(法研)を出版。