音楽を深く学びたい、音大や音楽学部に進学したい! そんな関心をお持ちの高校生や保護者のみなさまに向けた合同説明会「音楽大学・音楽学部体験フェア2024」が6月9日、東京・有楽町の有楽町朝日ホールで開催されます。音楽大学・音楽学部体験フェア2024実行委員会主催、朝日新聞社メディア事業本部後援。小中学生や社会人のかたもご参加いただけます。入場無料、要事前申し込み。この機会にぜひご参加ください。
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 音楽大学・音楽学部体験フェア2024」では、音大・音楽学部によるプレゼンテーションと進学相談会を実施します。音大や音楽学部とはどんなところで、何を学べるのか。気になる疑問を解消できるイベントです。

 プレゼンテーションは、各大学の教育理念や特色の説明をはじめ、教員や在学生・卒業生の演奏、学生インタビューなど趣向を凝らしたプログラムで、音大や音楽学部で学ぶ魅力をお届けします。同時開催する進学相談会では、音大や音楽学部に入学するための準備、カリキュラム内容、卒業後の進路など、疑問に思っていることや相談したいことを、ブースにて個別に聞くことができます。大学案内などの資料も配布します。

◆主な対象:音大や音楽学部に関心のある高校生と保護者。小中学生や社会人もご参加いただけます。

◆開催日時:6月9日(日)10:30開場、18:00終了予定

◆会場:有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11・12階)

◆参加大学:愛知県立芸術大学、沖縄県立芸術大学、国立音楽大学、昭和音楽大学・昭和音楽大学短期大学部、洗足学園音楽大学、東京音楽大学、東邦音楽大学・東邦音楽短期大学、桐朋学園大学・桐朋学園芸術短期大学、武蔵野音楽大学

◆参加費:無料

◆申し込み締め切り:6月7日(金)17:00 (応募多数の場合は抽選)

◆お問い合わせ:音楽大学・音楽学部体験フェア2024実行委員会(朝日新聞社メディア事業本部「音大フェア係」)メール

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プログラム

個別相談会 10:30~18:00予定

音大の入試広報担当者などが質問や相談に応じます。大学案内などの資料も配付します。

大学プレゼンテーション 11:10~16:55予定(各20分)

教育の特色に関する説明、教員や在学生による演奏、カリキュラム内容や模擬授業など、各大学が趣向を凝らして発表します。

(発表順)*時間は変更になる場合があります

第1部 11:10~11:55
東京音楽大学 :伝統と革新が共存する音楽大学
沖縄県立芸術大学 :世界遺産・首里城の麓で感性を磨く〜沖縄から未来へつなぐ新しい文化芸術の創造を〜

第2部 13:10~14:45
武蔵野音楽大学 :理想的な演奏・学修環境の実現~伝統と先進が響き合う未来へ~
東邦音楽大学・東邦音楽短期大学 :#東邦だからできること
洗足学園音楽大学 :時代と共に柔軟に進化し続ける 洗足学園音楽大学
国立音楽大学 :「ベートーヴェン初期印刷楽譜コレクション」-くにおんの豊かな研究環境-

第3部 15:45~16:55
愛知県立芸術大学 :「芸術の森」で学び、「芸術の力」で社会や世界とつながる
昭和音楽大学・昭和音楽大学短期大学部 :『劇場・ホールがあるキャンパスで“本物”を学ぶ!』~将来の可能性を広げる22の選択肢~
桐朋学園大学・桐朋学園芸術短期大学 :生涯、音楽と共に暮らせるように!-桐朋学園大学の挑戦-

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大学からのメッセージ

(プレゼンテーション発表順)

東京音楽大学

 2024年、東京音楽大学は117周年を迎えます。前身の東洋音楽学校は1907年に創設。震災と戦争で校舎を焼失するも教育を続け、本学の基盤を固めました。一世紀有余にわたり多くの音楽家や教育者を輩出してきた本学は、今年度、実技を前提としない「ミュージックビジネス・テクノロジー専攻」を開設。「音楽文化教育専攻」では、音楽の多様性に応じたカリキュラム改編を実現しました。この革新的な人材育成の発想は、創立者鈴木米次郎が唱えた「音楽を通して社会に貢献する」という建学の精神に拠るものです。無論、伝統的な演奏・創作の教育には、一流の教員の手厚い指導が用意されています。このように本学は、伝統と革新を共存させつつ、時代の要請に応える人づくりを続けて参ります。

沖縄県立芸術大学 

 公立大学法人沖縄県立芸術大学は今年開学38年目を迎え、「沖縄文化が造り上げてきた個性の美と人類普遍の美を追求すること」を建学の精神に掲げ、これまで演奏家、教育者、研究者をはじめとして、音楽芸術分野で幅広く活躍する多様な人材を育ててきました。キャンパスは世界遺産・首里城の麓にあり、豊かな自然にかこまれた歴史ある美しい景観の中で、自由に芸術的な感性を育むことができます。
 音楽学部は、沖縄の伝統芸能を学ぶ「琉球芸能専攻」、西洋音楽の声楽・ピアノ・弦楽・管打楽・作曲を学べる「音楽表現専攻」、そして沖縄をはじめとする世界の音楽文化とアートマネジメントを学べる「音楽文化専攻」の3つの専攻からなり、少人数制のきめこまやかな教育を特色とします。本学のカリキュラムの特色、レッスン・授業の様子や教育の魅力をご紹介いたします。

武蔵野音楽大学

  武蔵野音楽大学は、建学の精神を「〈和〉のこころ」、教育方針を「音楽芸術の研鑽」「人間形成」と掲げ、感性を磨きながら音楽芸術を深く学び究めることに加え、豊かな人格と礼節を備えることを教育目標としています。さらに、「礼儀(Propriety)」、「清潔(Purity)」、「時間厳守(Punctuality)」の生活の規範を「3P主義」と呼び、平素の生活において実践することを求めています。
 この教育目標を達成するための学科やコース、柔軟かつ幅広い学びが可能な独自のカリキュラム、学生サポート・進路、江古田キャンパスについてご説明します。また、ドリーブ「ラクメ」とモーツァルト「魔笛」より本学学生による声楽二重唱をお届けします。

東邦音楽大学・東邦音楽短期大学 

 本学の特長は少人数制に基づく「One to One」教育の実践です。一人ひとりの個性を尊重し、親身に指導をすることで構築される教員と学生との信頼関係を大切にしています。東邦ウィーンアカデミーへの短期研修を経験できることも少人数制の利点です。絵画や建築など歴史が息づくウィーンの街での文化体験や、著名な演奏家からのレッスン、講義を受けることができます。そして、教員採用試験で求められる資質能力を総合的に高める「教職実践専攻」は、2025年度から新カリキュラムでスタートいたします。
 演奏家を目指すための専攻であるKonzertfach(演奏専攻)2年クラリネットの落合凜さん、管弦打楽器専攻3年ファゴットの内山紀佳さん、本学卒業生でピアニストの浅井和音さんによるアンサンブルをお楽しみください。

洗足学園音楽大学 

 洗足学園音楽大学には、管楽器や弦楽器など楽器演奏を極めるコースだけでなく、ミュージカルやダンス、声優アニメソングなど、多彩な19のコースがあります。各コースの主要科目を骨組みにして、音楽へのより深い理解や豊かな音楽表現を育成するため、多くの専門選択科目、一般総合科目があります。自分の目的に適した科目を選択し、主体的に学んでいく姿勢が、学びのサイクルを充実させ、自分の世界を広げていきます。
 この洗足学園音楽大学の特徴を、実際の演奏会映像や施設等と共に紹介した後に、本学ミュージカルコース卒業生が演奏を披露します。

国立音楽大学 

 国立音楽大学は「自由・自主・自律」の精神をモットーに、基礎教育の徹底、それに基づいた専門教育、個々の学生の将来を見据えた「コース制」といった充実のカリキュラムが組まれています。さらに、国内随一の蔵書を誇ると言われる附属図書館、2500点以上の楽器を所蔵する楽器学資料館といった豊かな研究環境は、その高い専門性を活かし、学生と教職員が一体となって行う音楽研究を支えています。
 本学が所蔵する「ベートーヴェン初期印刷楽譜コレクション」から19世紀の貴重楽譜を用いた研究について、演奏を交えながら鍵盤楽器専修の沢田千秋准教授がお話を行います。

 愛知県立芸術大学

 愛知県立芸術大学は、1966 年に美術学部と音楽学部を併設した公立の芸術大学として、名古屋市東郊の自然豊かな丘陵地に開学されました。
 音楽学部は、専門分野に関する知識・技能・社会的対応力や幅広い教養を身につけた国際的視野に立った演奏家、作曲家、研究者、創造的に音楽に関わる優れた人材の育成を目標 として、授業のニーズに合わせた様々な設備・環境の下で、多様な学生の個性を引き出すために徹底した少人数教育できめ細やかな指導を行っております。このような本学の特色、魅力についてご紹介いたします。

昭和音楽大学・昭和音楽大学短期大学部

 “本物の舞台”で実践重視の学修ができる体制が昭和音楽大学の大きな特長です。学内には、ヨーロッパの伝統を継承する劇場「テアトロ・ジーリオ・ショウワ」をはじめ、ユリホール、バレエスタジオ、レコーディングスタジオなど、プロの現場と遜色のない充実した施設環境を整えています。
 また、作曲、器楽、声楽、ジャズ、ポップ&ロックミュージック、アートマネジメント、舞台スタッフ、ミュージカル、バレエ、音楽療法等、音楽、舞台芸術に関する多彩な22コースを開設。2024年4月からは「声とことばの創造表現コース」を新設しました。
 昭和音楽大学のピアノ演奏家コース2年生、鎌田紗綾さんの演奏をお楽しみください。鎌田さんは、2023年10月にポーランドで開催された「第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクール」で日本人唯一セミファイナリストに選ばれるなど活躍をされています。

桐朋学園大学・桐朋学園芸術短期大学

 1955年の開学以来、本学は多くの世界的な音楽家を輩出してきました。もしもあなたが音楽家になりたいならば、桐朋学園大学への入学はその夢に近づくためのもっとも有効な手段でしょう。多くのライバルと切磋琢磨する中で、密度の濃い学生生活を送ることができるはず。そして同時に、本学には、狭い意味での「音楽家」ではなくとも、音楽にかかわる様々な仕事(演奏会の企画、音楽記事の執筆、CD制作、音響ミキシング、オーケストラ運営……)に就いている卒業生が数多くいます。生涯にわたって音楽と共に暮らせるという点で、これらもまた素晴らしい仕事です。
 来年度から本学は、こうした道を目指す学生にも門戸をひらき、新しいコースを用意しました。われわれにとっても新しい挑戦です。ぜひブースに寄って話を聞いてみてください!

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