先日、地元で開かれた市民ハーフマラソンの大会に出場した。趣味でランニングを始めてもう3年になるが、スピードはたぶん年齢相応以下だし、フルマラソンの距離を走れる自信はまだない。大勢が集まる大会はこの間、コロナ禍で中止が続いていたため、大会に出ること自体まだ2回目。実質的に、ほぼ初心者ランナーである。

コースの大半は河川敷を走る。極端に狭いわけではないが、歩行者や自転車もいるし、しばらく進むと折り返してくるトップランナーたちとすれ違うスペースを空けておくから、前方の視界にはもちろん、両隣にも必ずだれかが一緒に走っている状態が続く。

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4年ぶりに開かれた大会の開会式。ここ2年はコロナ禍のため、2019年は台風被害の影響で中止だった=11月20日、川崎市

10㌔を過ぎて、ちょうど半分来たあたりにもうけられた給水コーナーの飲み物を受け取り、再び走り出したところで左ふくらはぎに違和感を覚えた。たとえるなら、10本ほどの輪ゴムを束ねて引っ張っていたら、そのうち1、2本がプチッとはじけたような感覚だ。体重をかけられなくなった左脚を引きずるようにして、歩くより少しましくらいのペースで進むのが精いっぱいだった。