コロナ終息後の新しい学びの姿を求めて

新学期のスタートにあたって

コロナ禍は2年目に入りました。しかし、大学では通常の形での授業を実施できない状況が続いています。大学は、コロナ禍に対して絶対的に安全でなければなりません。同時に、学生の皆さんの学びに影響が出ることも避けなければなりません。 新学期の第1クォーターは、すべての授業について、通常の教室での対面授業とその授業をオンラインで配信するハイブリッド型とします。教員は教室で授業を行います。その授業を教室で受けるか、オンラインで受けるかは、学生の皆さんの希望によることとします。このハイブリッド型により、対面とオンラインの双方の利点を取りこむことを意図しています。

新しい学びの姿を求めて

このようなハイブリッド型の授業は、2020年度の第3クォーターで実施しました。学生の皆さんからは、オンラインだけの授業に比べて、ハイブリッド型が良かったとの声が寄せられています。やはり、大学生活の価値は、学生と教職員、学生同士が交流する、キャンパスにあります。本学では、キャンパスライフと授業の両立について、今後も探っていきます。 ワクチンの接種が始まりました。コロナ禍はいつか終息します。大学としてはこのコロナ環境下で、より良き学びを実現すること、そしてコロナ終息後の新しい学びの姿を求めて、努力を重ねてまいります。皆さんと一緒にこの難局を乗り切りましょう。