新年度は半数ずつの隔週登校を実施

2020年度はオンラインを中心としながら実験・実習科目の一部を対面授業で実施してきましたが、新年度はそこで得た知見を生かし、半数登校を前提とするハイブリッド授業を実施します。1~3年生を2グループに分け、一方のグループが隔週登校しながらもう一方のグループは自宅等でオンライン受講する形態です。 また、本学教員が開発した教室での着座の状況を記録するアプリ「リレキログ」を東京千住キャンパスにて使用開始し、仮に罹患者が発生した場合もすぐに濃厚接触者を特定のうえ、感染の拡大防止に努めます。

Withコロナ時代の社会課題解決に貢献

本学は建学の精神「実学尊重」のもと、学生の創意工夫の力を育てる教育を重視しています。在学生の安全と健康が最優先であるのは当然ながら、技術の学びにおいて重要な実験や実習科目は、できる限り対面での実施機会を増やせるように工夫しています。コロナは私たちの日常を変えましたが、全てが変容したわけではありません。世界規模の脱炭素化の取り組みなど、技術者が解決の一端を担うべき課題が依然として多くあります。人の心を理解し教育・研究理念「技術は人なり」のマインドを備え、世の中に貢献する多くの技術者が、本学から育つことを願っています。

東京電機大学
 学長 射場本忠彦