遠隔授業でも高い満足度を獲得

コロナ禍により、昨春は式典の中止や一時的なキャンパス閉鎖等を強いられました。それでも、昨年5月から遠隔授業を開始し、緊急時修学支援金とメディア授業支援緊急貸与奨学金制度も創設。学生が学びを継続できるように配慮しました。また、実験・実習科目は、6月からいち早く対面授業を開始。その際は、サーモグラフィ体温計や飛沫防止パネルの設置、座席間隔の確保など、感染防止のための取り組みを徹底しました。なお、前期の約8割は遠隔授業でしたが、学生の満足度は昨年度より高く、新たな授業の可能性も見出すことができました。

教職員が一体となって学生をサポート

2020年度の経験から本学では、遠隔・対面授業の長所・短所を整理し、「ICT を活用した未来型教育システム」の構築へ向け検討しました。その結果、対面での授業・学生活動の重要性と意義をあらためて再認識することとなりました。新年度は、感染防止に万全の対策をとり、約7割の授業を対面で行う予定です。   本学は、”社会を変革し未来を切り開く実践女子”の育成を目指し、独自の個別支援体制「J-TAS」により、今後も教職員一体となって学生の成長をサポートしていきます。

実践女子大学
実践女子大学短期大学部
 学長 城島栄一郎